デイヴィッド・モイーズ、23歳建具職人の男性に暴行

5/21(水)の22時頃(現地時間)、デイヴィッド・モイーズ前マンチェスター・ユナイテッド監督が若者に暴行するという事件が発生しました。

左: モイーズ前監督 右:ギリブランドさん
左: モイーズ前監督 右:ギリブランドさん

現地Mail紙によると、暴行を受けたのは建具職人のジョシュア・ギリブランドさん(23歳)。事件後ギリブランドさんは「死ぬかと思った」「モイーズは自分の首を掴み、後頭部を殴った」と話しています。

事件があったのはランカシャー州のクリザローという町。マンチェスターからは北へ50kmほどの場所にあります。モイーズ前監督がかつて監督として在籍していたチームであるプレストンノースエンドのホームタウンに近い町です。モイーズ前監督はそこでプレストンのチェアマン、デレク・ショウさんと一緒に夕食をとった後にバーへ立ち寄った際、バーの外でたむろしていた若者たちのグループから、嫌がらせの言葉を浴びせられたと見られています。

目撃者からは「当初モイーズは俯いた様子で、彼らを無視するようにしてドアへ向かったが、突然踵を返し彼らの方へ向かっていった」「モイーズは自制を失い、顔を真っ赤にしていた。誰にも手をつけられなかった。」といった声が寄せられています。

ギリブランドさんについて、友人は「大してサッカーが好きなヤツではない。あの時は酒に酔っていた。」と話しています。また、ギリブランドさんは実際にモイーズ前監督に暴言を吐いた張本人というわけではなく、「こんなところで何してるんだ?町から出て行けよ!」といった内容の言葉を使ったということです。