バロテッリが語る、人種差別への考え

バロテッリはインテル在籍時、ACミラン在籍時、更にはイタリア代表としてプレーしていた時にも幾度と無く人種差別を受けています。奔放なスタイルを貫く彼は人種差別主義者の格好の標的になっていますが、今年7月、人種差別についてGQ誌でこのように語っています。

「奴等は今まで見てこなかったんだ。自分たちと違う人間、白くない人間、反社会的ではなく普通の人間をな。こういうつまらねぇ人間どもが嫌うのは、見た目が違う人間が普通に振る舞っていること。俺はそう思ってる。こういう愚かな奴等は俺にムカつくだろうし、ひでぇ事を言ってきたりする。でもな、俺は他人と違うことなんて何一つやっちゃいねぇんだよ。」

「俺にも失敗はある、みんなやってきたようにな。そしてその代償をいつも支払っている。もし俺が白人だとしても、俺にムカつくやつ、ウザがるやつもいるだろうが、今と全く同じじゃないだろうな。確実にな。」

「妬みってのはひでぇもんだよ。でもこの妬みが多数派とは違う人間に向けられ、更にそいつが人より多くのものを持ってる場合、妬みは怒りになる。そして人種差別になってくんだ。」