World Cupで使用されたボールはどうなるの?

イングランドの一般紙、The Guardianで興味深い記事があったので、要約して掲載します。
(元記事: What happens to the balls used in the World Cup?)

私がWorld Cupの決勝を見ていて思い出したのは、「大会で使用されたブラズーカがどうなるのか」ということだ。個人的には、地元の学校やファベーラ(ブラジルのスラム)の子どもたちに配られるのを期待したいところだが、実際のところはどうなのか? ググってはみたけれど、どうにもこうにも見つからない…。Guardianが誇るフットボール通のおっさん達よ、君たちが輝く時が来た!
(以下フットボール通のおっさんからの情報です。)

「俺達の輝く時がやってきたな。ブラズーカ公式試合球は、大会を通して全部で3,240個が使われた。各試合20個のボールが用意され、これにはマッチデイのプリント(対戦国名、日付、会場名)が入っている。更に各チームはブラジル到着時に、練習用として20個のボールが支給されている。さて、このボールたちの行方は? こういうものは信用できる筋に直接聞いてみるのが一番だ。」

FIFAのスポークスマン
“使用済みボールはチーム、レフェリー、開催地、FIFAのパートナー(スポンサー)やFIFAの博物館に寄贈されます。”

アディダス
“使用済みのボールは、参加各国のサッカー協会マーケティングチームに渡されもしますが、全てがそうだとは限りません。また各国のマーケティングチームがファンに向けソーシャルメディアを通じてプレゼントをする場合もあります。”

つまり使用済みブラズーカは、子どもたちではなく、パートナーや各国のマーケティングチームが手にするというようだ。まあ特に驚くようなことでもなかったか…。